このシステムは、私がバイク屋をやっておりました時に、このようなシステムが欲しいという思いを
形にしたもので、その上に採用していただいているショップの方々の意見を聞きながら作り上げている
オートバイ屋さん専用のシステムです。
システム開発の大命題は「お店のシステム化」です。ここで言うシステム化というのは、最短の時間
でハイクオリティの仕事を提供できる環境を作ることです。
一般的にお店で流れる時間には、ゆったりと流れるときと、複数のユーザーが一度に来店して慌ただし
く流れるときがあります。
私はこの慌ただしく急がしいときに、ハイクオリテイの仕事をこなしていけるようにお店の業務を見直
していくことが「お店のシステム化」であると考えています。
たまに耳にする言葉に、「お店に来る客層が悪い」というような愚痴を聞くこともあります。しかし、
それは「店のシステムがうまく働いていないから、結果的に客層が悪くなってしまっているのではな
いか」とかいうことも考えてみる必要があると思います。
極論を言いますと店にとって良いユーザーというのは、最短の時間で買い物をしてあまり無駄話もず
さっとお金を払って帰るお客さんです。そして大切なことはお店に来るほとんどのユーザーはこういう
お客さん達であるということです。こういう人達は目立ちません。そしてお店に多くを要求しません
。そして怖いことに、もしショップに不満があるときは黙って居なくなります。だからショップの人
はこういうユーザーの不満を聞く機会はありません。
ほとんどの場合、ショップの人が店の感想を聞けるのは、良い評価にしろ 悪い評価にしろ、深く付き
合っている人からの意見です。そして、ショップの人の労働時間・エネルギーはそれらの人に多く消費
されてしまいがちです。
私たちのすべきことは、この深い付き合いはしてないけれどもショップにとって善良なユーザーに質の
高いサービスが提供できるようにシステム化していくことであると考えます。

毎年夏が近づくと我が家の庭にハンミョウがやってきます。とてもカラフルで、すばしっこいやつで
す。そして、ハンミョウには「道しるべ」「道教え」という別名があるんですね。面白い。( ´艸`)